介助 2025.06.02

【介助:排泄】介護現場の排泄パッド選び方・使い方完全ガイド:皮膚トラブルも防ぐ秘訣

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【介助:排泄】プロの選択

【これで漏れない!】排泄パッド
選び方・使い方完全ガイド

皮膚トラブルも防ぐ秘訣を徹底解説

介護現場で日々奮闘されている皆さん、そしてご家族の介護をされている皆さん、排泄ケアは介護の中でも特にデリケートで重要な部分ですよね。

排泄パッドは、利用者さんの快適さ皮膚の健康維持、そして介護者の負担軽減に欠かせないアイテムです。しかし、種類が豊富で「どれを選べばいいの?」「どう使えば一番効果的なの?」と悩むことも多いのではないでしょうか。

💡 排泄パッドに関する、こんなお悩みありませんか?

  • ・「漏れが頻繁に起こるんだけど、選び方が悪いの?」
  • ・「皮膚かぶれが治らなくて、どうしたらいい?」
  • ・「パッド交換の回数が多すぎて、時間と手間がかかる…」

この記事では、排泄パッドの種類と選び方効果的な使い方、そして皮膚トラブルを防ぐポイントまで、あらゆる疑問を解消します。

利用者さんがより快適に、そして介護者がより安心してケアできるよう、排泄パッドを最大限に活用するための具体的なアプローチを、今すぐチェックしていきましょう!


1. 排泄パッドの種類と特徴:利用者さんに合った「最適解」を見つける!

大きく分けて「アウター(外側)用」と「インナー(内側)用」の2種類に分類されます。

アウター(外側)用パッド

いわゆる「おむつ」と呼ばれるもので、尿や便を直接受け止め、しっかりと固定する役割があります。

種類 特徴とメリット こんな方にオススメ
テープタイプ ✅ 寝たまま交換に最適
✅ 固定力が高くズレにくい
✅ 吸収量が多く長時間も安心
・寝たきりの方
・座位保持が難しい方
・排泄量が多い方
パンツタイプ ✅ 自分で上げ下ろしできる
✅ 自立支援・意欲を損ねない
✅ 薄型で服の上から目立たない
・立位/歩行が可能な方
・トイレ排泄を目指す方
・リハビリ中の方

インナー(内側)用パッド

アウターの中に重ねて使用し、吸収量を補ったり交換の手間を減らしたりします。

種類 特徴とメリット こんな方にオススメ
尿とりパッド ✅ アウターを清潔に保てる
✅ 介護負担とコストを軽減
✅ 豊富な形状・吸収量がある
・尿失禁がある方
・吸収量を調整したい方
一体型パンツ ✅ パッドが固定されズレにくい
✅ 下着感覚で着用できる
・軽度~中度の失禁の方
・活動量が多い方

その他のパッド

  • フラット型パッド: おむつの中に敷いて使用。形状に合わせやすく広範囲をカバー。
  • 差込型シート: 寝具の汚染予防などに使われる使い捨てシート。素早い交換に有効。

💡 ワンポイント!

「重ね使い(多重使い)」は、ズレや漏れ、皮膚トラブルの原因になります。基本的には推奨されません。吸収量を増やしたい場合は、単体で吸収力が高い製品を選びましょう。


2. 排泄パッドの効果的な選び方:5つのポイントで徹底ガード!

1. 身体状況(ADL)に合わせる
寝たきりならテープ、立位可能ならパンツタイプが基本。
2. 排泄量と頻度を把握する
量が多い場合は高吸収型、少量頻回なら通気性重視がオススメ。
3. 肌の状態を確認する
肌が弱い方には「弱酸性シート」など肌に優しい素材を。
4. サイズとフィット感を確認する
ウエストや太もも周りのサイズ、ギャザーの立ち上がりをチェック。
5. 経済性と介護負担を考慮する
高価なパッドでも、交換回数が減ればトータルコストが下がることも。

🌟 ポイント!
フィット感はメーカー毎に異なります。まずはサンプルや少量パックで試すのが近道です。


3. 正しいパッド装着と交換のコツ:トラブルを減らすために

漏れや皮膚トラブルの多くは装着方法が原因です。以下の手順を意識しましょう。

事前の準備をしっかりと
(清拭タオル、洗浄液、おしり拭き、手袋等を揃えておく)

パッドは広げて「立体」にする
(吸収体をふっくらさせ、ギャザーをしっかり立たせて漏れをガード)

スキマなくフィットさせる
(テープ式は指一本分の余裕を。パンツ式は足ぐりの折れ込みに注意)

陰部洗浄とスキンケアの徹底
(撥水クリーム等で保護し、乾摩擦を避けて優しくケア)

こまめなチェックと交換
(放置はトラブルの元。排泄パターンに合わせて交換頻度を調整)

🌟 声かけとプライバシー

パッド交換はデリケートな時間です。しっかり声かけを行い、手際よく進めましょう。


4. 排泄パッドを「賢く」使うための+αの秘訣!

1. 排泄パターンを記録・分析する

時間帯(日中・夜間)や活動に応じた使い分けが効果的です。

2. トイレ誘導を諦めない

パッドはあくまで補助。可能な限りトイレでの自立排泄を促します。

3. 食事や水分摂取も考慮する

水分摂取のタイミングや、便秘予防の食事コントロールも重要です。

4. メーカーや製品情報を常にチェック

最新の素材や機能を備えた製品が日々進化しています。

5. 多職種連携を密に!

看護師や専門職と連携し、総合的な視点でアプローチしましょう。

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【介助:排泄】マスターガイド 自尊心を支え、変化を逃さない 排泄介助の基本手順とプロのアセスメント

パッド選びだけでなく「介助の基本手順」と「プロの観察視点」をマスター。利用者さんの尊厳を守る全手法を網羅しています。

✨ 【まとめ】排泄パッドは
介護の質を高める「頼れるパートナー」

適切に選び、正しく使用することで、利用者さんの快適さを守り、皮膚トラブルを予防できます。また、介護負担の軽減にも直結します。

利用者さんの尊厳を守り、より良い介護環境を築いていきましょう!

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