家族 2026.03.04

【お金:制度】③もし介護保険がなかったら「1300万円」超え!?知っておくべき負担増の現実

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💰 介護保険の費用と制度:
「もしも」の負担から最新の増額議論まで

「介護にはいくらかかる?」「制度が変わるとどうなる?」

そんな不安に応えるため、基本の仕組みから、2026年現在の最新改定、そして「もし保険がなかったら」という衝撃の試算まで、徹底的に深掘りします。

1. 介護認定と「自己負担割合」の決まり方

サービスを受けるには、市区町村の窓口で申請し、要支援1〜2、または要介護1〜5の認定を受ける必要があります。利用者の所得に応じて、以下の割合を自己負担します。

負担割合 対象となる所得の目安(単身)
1割 合計所得160万円未満(年金のみなら約280万円未満)
2割 合計所得160万円以上〜220万円未満
3割 合計所得220万円以上(現役並みの所得がある方)

2. 【詳細】各サービスの利用料金目安

代表的な介護サービスの「1回・1日あたり」の自己負担額(1割負担の場合)を詳しく見てみましょう。

🏠 訪問介護(身体介助)

20〜30分で1回約250円。1時間だと約580円程度です。

🚐 デイサービス(通所介護)

7〜8時間の利用で1日約1,000円〜1,200円(+食費実費)。リハビリ付だと加算があります。

🛌 ショートステイ(短期入所)

サービス料だけで1日約600円〜1,000円。これに食費・滞在費が別途加算されます。

🛠️ 住宅改修・福祉用具

手すり設置等は20万円まで支給対象。ベッド等のレンタルは月額数百円〜です。

3. 衝撃試算:もし介護保険が「なかったら」?

平均的な介護期間とされる5年3ヶ月(63.2ヶ月)を想定し、保険の有無で比較しました。

💰 5.3年間のトータル費用比較


保険あり(1割負担)
約600万円
保険なし(全額自費)
約1,338万円〜

※保険がない場合、訪問介護(1時間4,000円〜)や施設入居費が全額自己負担となり、一般的な家庭では支払いがほぼ不可能な金額まで跳ね上がります。

4. 2026年最新:多床室(相部屋)の負担増と議論

介護保険制度の持続可能性を高めるため、施設費用の見直しが続いています。

⚠️ 多床室(相部屋)の室料負担

2025年8月から、これまで室料無料だった老健などの多床室に、月額約8,000円の自己負担が導入されました。さらに今後は、現在1割負担の層を「原則2割」へ引き上げる議論も進んでおり、現役世代の親への仕送り負担増も懸念されています。

5. 介護破綻を防ぐ「救済制度」と備え

費用が高額になっても、支払いを抑えるための「セーフティネット」があります。


  • 高額介護サービス費制度

    1ヶ月の自己負担が一定額(一般世帯で44,400円など)を超えた分が還付されます。


  • 補足給付(特定入所者介護サービス費)

    所得と資産条件をクリアすれば、施設での「食費・居住費」が大幅に減額されます。

まとめ

介護保険は、高齢者だけでなく現役世代をも守る大切なインフラです。制度の改定により負担が増える側面もありますが、「救済制度を正しく知る」ことで、経済的な不安を最小限に抑えることができます。まずは家族で、将来の介護方針と予算について話し合うことから始めましょう。

学びをさらに深めましょう

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