認知症:予防
💧 水分補給で、体も心も元気に
脱水を防ぐことは、認知症の症状悪化を防ぐ第一歩です。
認知症の方は「喉の渇き」を感じにくく、気づかないうちに脱水状態に陥りがちです。水分不足は、混乱やイライラを招くだけでなく、重大な合併症の原因にもなります。
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なぜ水分補給が「予防」になるのか
高齢者の体は水分量が少なく、認知症が加わると以下のリスクが急増します。
- 脱水による「せん妄」の防止: 水分不足は意識の混濁を招き、急に暴れたり幻覚が見えたりする原因になります。
- 血液ドロドロの回避: 脳梗塞や心筋梗塞を防ぎ、血管性認知症の進行を抑えます。
- 脳のパフォーマンス維持: 脳への血流がスムーズになり、日中の集中力が高まります。
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「飲んでくれない」を解決する6つの工夫
🔹
目に見える場所に置く: リビングや寝室など、常に視界に入る場所に飲み物を用意。
目に見える場所に置く: リビングや寝室など、常に視界に入る場所に飲み物を用意。
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「一緒に」飲む: 「お茶にしませんか?」と介護者も一緒に飲むことで、安心感が生まれます。
「一緒に」飲む: 「お茶にしませんか?」と介護者も一緒に飲むことで、安心感が生まれます。
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好みの味・温度: 甘いジュースや温かいスープ、時にはゼリー状の飲み物で変化を。
好みの味・温度: 甘いジュースや温かいスープ、時にはゼリー状の飲み物で変化を。
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使いやすい食器: 軽いコップやストロー付きなど、本人に負担のないものを選ぶ。
使いやすい食器: 軽いコップやストロー付きなど、本人に負担のないものを選ぶ。
🔹
食事で補給: スープ、お浸し、フルーツなど水分量の多いメニューを増やす。
食事で補給: スープ、お浸し、フルーツなど水分量の多いメニューを増やす。
🔹
習慣とセットに: 「起きたら一杯」「散歩の後は一杯」とルール化する。
習慣とセットに: 「起きたら一杯」「散歩の後は一杯」とルール化する。
💡 介護のワンポイント
「飲みなさい」という命令口調は拒絶を招きます。「冷たくて美味しいですよ」「一休みしましょう」とポジティブな声かけを心がけましょう。
水分補給は、心への栄養
毎日のこまめな一杯が、本人の穏やかな笑顔に繋がります。一気に目標量を飲ませようとせず、「一口から」の積み重ねを大切にしていきましょう。