介護 2025.10.28

【徹底比較】作業療法(OT)と理学療法(PT)の違いとは?

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リハビリには大きく分けて、作業療法(OT)理学療法(PT)の2つがあります。
どちらも機能回復を目指すものですが、対象とする動作やアプローチが異なります

本記事では、OTとPTの違いや、それぞれの役割について詳しく解説します。

目次


1. 作業療法(OT)とは?

作業療法(Occupational Therapy, OT)は、日常生活の動作をスムーズに行えるよう支援するリハビリです。

対象となるのは、「食事・着替え・トイレ・料理・掃除・買い物・仕事・趣味」などの生活動作
手や指の細かい動きや認知機能の回復を重視し、「生活の質(QOL)」を向上させることを目的としています。

OTの具体的な訓練例

  • 食事や着替えなどの日常生活動作の練習
  • 手指のリハビリ(つまむ・握る・書く)
  • 認知症の方の記憶力や判断力を高める訓練
  • 仕事や趣味活動のサポート

2. 理学療法(PT)とは?

理学療法(Physical Therapy, PT)は、基本的な運動機能の回復を目的とするリハビリです。

対象となるのは、「歩く・立つ・座る・体を支える」などの基本的な動作
筋力や関節の動きを改善し、「体の機能を回復させること」を目的としています。

PTの具体的な訓練例

  • 歩行訓練(杖や歩行器を使った練習)
  • 関節の可動域を広げるストレッチ
  • 筋力トレーニング
  • 姿勢やバランスの調整

3. OTとPTの違いを徹底比較

項目 作業療法(OT) 理学療法(PT)
目的 日常生活の動作をスムーズにする 基本的な身体機能を回復させる
対象の動作 食事・着替え・掃除・買い物・仕事・趣味 歩く・立つ・座る・寝返り・体の支え
主な訓練 手指の運動・認知機能訓練・生活動作の練習 歩行訓練・筋力トレーニング・バランス調整
対象者 認知症・脳卒中・骨折・精神疾患・高齢者など 脳卒中・骨折・関節疾患・運動障害・高齢者など
アプローチ 生活を意識した実践的な動作訓練 身体機能を回復させるための基礎的な訓練

4. どちらを選ぶべき?

リハビリの目的によって、OTとPTを使い分ける必要があります。

  • 基本的な動作(歩行や体の動き)を改善したいなら → PT(理学療法)
  • 日常生活をスムーズに過ごせるようにしたいなら → OT(作業療法)

ただし、多くのケースではOTとPTの両方が必要になります。
例えば、脳卒中の患者さんはPTで歩行訓練を行い、OTで食事や着替えの練習をします。


5. まとめ

  • 作業療法(OT)は、日常生活動作の改善を目的とする
  • 理学療法(PT)は、基本的な運動機能の回復を目的とする
  • OTは食事・着替え・認知機能に関わり、PTは歩行・筋力・姿勢を改善する
  • リハビリの内容によって、OTとPTを併用するのが効果的

どちらのリハビリが適しているか分からない場合は、医師やリハビリスタッフと相談しながら決めるのがベストです。

リハビリを適切に受けることで、生活の質(QOL)を高め、自立した生活を送ることが可能になります

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