介護 2024.09.10

認知症の親を介護するときに起こりやすいトラブルとその対処法

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認知症の親との向き合い方
トラブル事例と心の負担を減らすコツ

認知症による言動の変化は、時に親子関係を苦しくさせます。大切なのは「病気がそうさせている」と理解し、適切な距離と対策を知ることです。

よくあるトラブルと対処法

1. 外に出て戻れなくなる(徘徊)
原因:居場所が分からなくなる、過去の記憶(仕事に行く等)に引きずられる。
  • 行動パターン(時間帯や行き先)を記録する
  • GPSや名札、連絡先を身につけてもらう
  • ドアに防犯ブザーや補助錠を設置し、安全を確保する
  • 近隣や警察と情報を共有し、地域で見守る
2. 急に怒り出す・暴力を振るう
原因:不安や恐怖、自分の思いを伝えられないもどかしさ。
  • まずは否定せず、感情をそのまま受け止める
  • 興奮している時は反論せず、一時的に別室へ移動して距離を置く
  • 優しいトーンでゆっくりと声をかける
  • 「危ない」と感じたら一人で抱えず、専門医に相談する
3. お金や介護保険のトラブル
原因:権利関係の理解が難しくなる、過度な要求、家族間の認識のズレ。
  • 早めに医師の診断を受け、現在の判断能力を確認する
  • 財産や通帳の管理状況を家族間で共有しておく
  • 「成年後見制度」など法的な仕組みの利用を検討する
  • ケアマネジャーや弁護士など、第三者の専門家を交えて話し合う

介護をしている「あなた」のケアを一番大切に。
イライラしたり、悲しくなったりするのは、あなたが一生懸命向き合っている証拠です。

一人で背負わない介護を

親の症状や感情を理解する努力は大切ですが、限界はあります。

家族、地域、専門家を頼ることは「手抜き」ではなく、親子の笑顔を守るための「賢い選択」です。

学びをさらに深めましょう

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