介護 2024.03.05

【施設:老健】⑦介護老人保健施設の全貌!条件・費用・待機期間を徹底解説

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介護老人保健施設(老健)とは?
特徴・費用・入居条件を徹底ガイド

老健は「病院を退院したけれど、まだ自宅に戻るのは不安」という方が、リハビリを経て自宅復帰を目指すための期間限定の施設です。

1. 老健の4つの大きな特徴

老健ならではのポイント

  • リハビリのプロが常駐:理学療法士(PT)や作業療法士(OT)による個別リハビリが充実。
  • 手厚い医療ケア:医師が常駐。インスリン、経管栄養、たん吸引など医療依存度が高い方も相談可能。
  • 入居期間:原則3〜6ヶ月。「一生住む場所」ではなく「自宅へ戻る練習場所」です。
  • 多職種連携:ケアマネ、医師、看護師、リハビリ職がチームで「在宅復帰計画」を立てます。

2. 入居条件:誰が入れる?

対象となる方

  • 年齢:65歳以上(特定疾患がある場合は40〜64歳も可)。
  • 要介護度:要介護1〜5の方(要支援の方は不可)。
  • 状態:病状が安定しており、入院の必要はないがリハビリが必要な方。
  • 目標:本人や家族に「自宅に戻る意思」があること。

3. 費用の目安(月額)

初期費用(入居一時金)は0円です。月額費用は所得や部屋のタイプで変動します。

費用の項目 目安額(月額) 備考
サービス利用料 約3万〜10万円 要介護度により変動。リハビリ費含む
居住費 約3万〜6万円 多床室(相部屋)か個室かで大きく差が出る
食費 約4万〜5万円 1日3食の提供料
雑費 約1万〜2万円 洗濯代、理美容代、日用品など
合計目安 約10万〜20万円 ※所得に応じた減免制度(補足給付)あり

4. 「老健」と「特養」の決定的な違い

項目 老健(介護老人保健施設) 特養(特別養護老人ホーム)
主な目的 在宅復帰(リハビリ施設) 生活の場(終の棲家)
入居期間 原則3〜6ヶ月(更新あり) 無期限(最期まで可能)
要介護度 要介護1〜5 原則、要介護3〜5
医師の配置 常勤(常に医師がいる) 非常勤(配置医師が訪問)
リハビリ職 必ず配置(PT/OT/ST) 配置は必須ではない(機能訓練員)

📝 老健活用のポイント(要約)

  • リハビリ重視:「歩けるようになって自宅に戻りたい」なら老健がベスト。
  • 待機場所として:特養が空くまでの数ヶ月間、老健でリハビリをしながら待つのも一般的。
  • 医療:医師がいるため、病院を退院した直後の受け皿として非常に優秀。
  • 検討:「ずっと住める」と誤解して入居すると、3ヶ月後の退去勧告で慌てるため注意が必要。

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